今日もおつかれさまでした。クリスマス・年末年始ももれなく仕事の私の精神状態を素直に告白します

いやあ、楽しいクリスマスイブでしたね。みなさん、ケーキ食べましたか?豪華なディナーの前でグラスをかちんとやりましたか?

え、私はどうかって?もちろん、朝から予定が詰まっててすごく忙しかったですよ。なんたって24日は一年で一番ケーキの売れる日ですから。

それがなにか?

年内のお休みはあと一日しかありません。ちょっとバックれたくなってきたnao@suiheilineです。こんにちは。

とっても楽しいクリスマスパーティですが、そのケーキやオードブルも作っている人がいるし、売っている人がいるんです。みんなが楽しむ中、休みなく働いている人もいます。

それが接客業の宿命です。とはいえ接客業の人間は世の皆様が遊べない時期に遊んでいるので、世の中はそういうふうに噛み合ってできているのですが。

一年364日、元日以外は無休で営業する百貨店。ここ数年はクリスマスも年末年始も働きづめの私の気持ちを、素直に告白してみようと思います。

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第一段階 12月初旬から中旬 わくわく期

「わーい、クリスマスがやってきた!」
「売り上げあがるぞー、忙しくなるぞー!たのしみ!」

イベントの特にない暇な11月から一転、12月に入るとお客さんの入りが増えます。これ不思議なんですけど、本当に12月1日から急に増えるんですよね。カレンダーを見て「よし、12月になったな。買い物に行こう」なんて思うものなんでしょうか。

店内の内装も音楽もクリスマスモードで、ちょっと早くないかと思いつつも気持ちが浮き立ちます。日々売り上げも上がっていくのでうきうきする時期。

第二段階 12月20日頃 苛立ち・嫉妬・羨望期

「なんで私にはないんだろうなーおかしいなー」
「まあどうせ私は当日も仕事ですけど」
「いいなー、羨ましいなー…ずるい!」
「もうみんな休めって法律だれか作って!」

だんだんクリスマスが近づいてきて、来客数も徐々に増えていきます。だんだんと忙しくなる中で、楽しそうでずるい羨ましい忙しい疲れるという攻撃的な思いに囚われる時期。

ディズニーに逃亡しようかなあなんて相手もいないのに考えたりします。思えば一番心が荒むのはこの時期かもしれない。

そういう職業じゃんという突っ込みは不要。分かってるけど思わずにいられないのです。許して。人間だもの。

 

第三段階 12月23日〜25日 無心期

「………」
「あ、ちょっといま接客中なんで、すみません」
(…やばい休憩いく暇もない。超たのしい!!)

クリスマス本番は楽しげなカップルや家族連れが目についてイライラは頂点に、なるかと思いきや、苛立つ暇もないほど忙しくなります。通路を通り抜けるのも大変なほどお客さんが来店されるので、そんなことを考えている余裕はありません。

細かいことを考えず、ただひたすら目の前のお客さんとお話をして売ります。時間が経つのが一年で一番早い時期。たいてい気がついたら昼で夜で上がりの時間です。

忙しさがピークを迎えるとだんだん楽しくなってきます。たぶん脳内で何かしら麻薬的なものが生成されています。最強に喉が乾き、フロアに人が溢れて多少酸欠気味です。

 

第四段階 12月26日〜 諦念・前向き期

「あとは年末まで駆け抜けるだけか」
「うん、仕方ないよね。そういう職業だもん」
「あとちょっとだしがんばろ!」

クリスマスの混雑が一段落つき、物事を考える余裕が戻ってきます。年末年始の需要にシフトするだけなのでまだまだ忙しさは収まりません。

ですが、大晦日のそわそわした感じが微笑ましくて、平和だなあという気持ちになります。忙しいし休めないけど毎年のことだし、まあ働こうと前向きになれる時期。

 

第五段階 12月29日〜12月31日昼 慈愛期

「そば食べて紅白見て、本当に平和で素晴らしい」
「みなさん家族でゆっくりすごしてくださいね」
「私たちはそのために働きますから」

だんだん大晦日が近づいてきますが、当然休みはありません。ここらへんではなんだか振っ切れてくるのか、意外と荒んだ気持ちにはなりません。

みなさん良いお年を、年末年始は美味しいもの食べて家族みんなで楽しく過ごしてねと本気で思う、心優しくなれる時期です。一年で一番心が穏やかです。

世界が平和でありますように。

第六段階 12月31日夜 空しさのピーク期

「なんか駅、空いてるな…」
「いつもみたいに電車待ってるひといないし」
「私何やってるんだろうな…」

大晦日の帰り道。いつもより人のいない電車に座っているとき、一人で電車を待っているとき、急激に虚しい気持ちに襲われます。

家族で年越し蕎麦食べながら今年はこういう良い年だったとか話しながらゆっくりするのが大晦日だという刷り込みのようなものがあるのでしょう。なのに、駅で寒さに震えながら一人で電車を待っている。

なんという理想と現実。

こたつでみかん食べながら紅白見れて羨ましいとか、そういうことではなくて、大晦日くらい全員休むべきなんじゃないかと本気で考えています。世の中には24時間営業のお店なんかもたくさんあって、年越しを職場で迎えるという人も多そうですが、精神衛生上たぶんよくないです。

第七段階もしくはスタートライン 1月2日〜 通常営業期

「福袋はあるけど、まあ普通の日」
「お正月気分とか一瞬で去った」
「今年もこんな感じで一年過ごすんだね」

百貨店の多くは1月1日はお休みなので、そこでお正月を満喫して大晦日出勤のダメージから回復する必要があります。そうすれば1月2日からは平常心で初売りに臨めます。

年始は福袋などで多少の混雑はありますが、午後になれば新年の余韻もなく、気持ちとしては通常の営業に戻ります。その年のクリスマスまでは波はありつつもこのような平穏な日常が続きます。

いかがでしょうか。あくまでも私個人の状態ですが、目の前の販売員はこんなことを考えているかもしれません。

一年のうち、一番(仕事の上で)気持ちが上下する時期を迎えている今。毎年のようにこれが続いてきたわけだけど、私は来年のこの時期どこで何をしているんでしょうね。

楽しみなような、不安なような。

明日も仕事なので、それではまた。

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