できないって言いすぎるのはやめましょう。私はスペイン語が話せます!

¿Hablas español?あなたなら何て答えますか?Sí?No?それともClaro?

こんにちは、英語は話せないけどスペイン語は話せるって信じてるnao@suiheilineです。

私ね、もっとみんな自信を持って話せるって言っていいと思うんですよね。だって数字も言えるしわかりませんって言えるし、道を聞かれたら連れて行ってあげることもできるし。それで全くどうしようもないくらい駄目!ってそこまで否定的になる必要ってあるんでしょうか。

そもそも日本語とはびっくりするくらい言語体系が違うわけなんだから、ちょっと勉強した程度で話せるようになんてなるわけないし、多少わかるくらいでも良いじゃん!勝手に卑屈になるのやめようよ!私と一緒に自己暗示にひたりましょう!

というようなおめでたい思考回路をしているのが私です。毎日幸せです。嘘です、早く仕事辞めて学校行ってスペインに渡りたいです。

私がそんな風に思っているのには、こんなわけがあります。

私がずっと信じている、フローレスの教え

大学に入ったと同時に入部したサークルに、バスク地方から来た女性がいました。初めて遭遇したとき、私のメールアドレスにazul(スペイン語で青)が入っていることに気づいた彼女は私にこう尋ねました。

¿Hablas español?(スペイン語話せる?)

まだ入学して一か月で、週に三回のスペイン語の授業を受けただけの私は、ちょっとしたパニックに陥りながら、Todavía, no.(まだ話せないよ)、まだ一ヶ月だからって答えたんですね。

そのことをアルゼンチン人のフローレス(先生)に話してみました。すると彼は「挨拶ができて数字が言えて、自己紹介もできるのに、なんで話せないなんて言ったんだ、そもそもまだですってスペイン語で言ってるじゃないか。数字知ってて挨拶ができたら話せるんだよ」って教えてくれました。そのとき、ほんとだ!なんでだろうって思った。

もう少し甘くてもいいんじゃない?

それで考えてみたら、私の出来るって言葉は、すごく高いレベルを想定しているってことなんだと気がつきました。いつになったらちゃんと話せるって言っていいかなって思ったら、生活するのに困らなくて、不自由なく会話ができてってイメージ。でもそれって、すんごくレベル高いんじゃないの。

目標を高く持つのは確かにいいことです。でもそればかりに固執してしまうと、自分の駄目なところばっかり目についてしまいます。むしろそういうのを好む人もいるでしょうが、私はたまには誉めてもらわないとやる気を失ってしまう小さな人間です。そういう人間はもう少し、点は甘くつけても良いんじゃないかな。完璧主義になるのは止めましょう。

それに、話せない話せないって思っていると、本当に自分は駄目なんだって思い込んでしまいそう。自分の意見が言えるだけで相手の言っていることがわからないと確かに意味はないんだろうけど、最初は小さなことでもいいから、自分のできることに注目したほうが、きっと辛くない。できたって思って、できなかったって悔しくて、できるようになったって成長を感じて、そのほうが心安らかにいられると思う。

だから、自分のスペイン語が鼻で笑われるレベルだというのは理解していますが、私は絶対に、話せないとは言いません。もし言ったとしたらつまらないジョークなので黙殺してください。

英語とスペイン語が同レベルでも、スペイン語は話せて英語は話せない問題

でも残念ながら英語って特に高いレベルを求められてませんか?

例えば英語とスペイン語が同じくらい初歩のレベルでできるとして、英語に対しては「その程度も話せないなんて恥ずかしい」、スペイン語に対しては「話せるんだ、すごい!」って言ったり思ったりするの、すっごく変だと思います。英語に合わせるならスペイン語に対しても「まだこんなことすら言えないなんて」というべきだし、スペイン語に合わせるのだったら「やるじゃん。話せんじゃん英語」というべきです。簡単でもないことを「英語すら」とかいうのほんとやめた方がいい。

私の周りで高いレベルでコミュニケーションがとれるくらい英語喋れるのなんて、帰国子女か留学行ってた子か留学しに来てる子くらい(例外は一人かな。すごい)。それくらい難しいことなんじゃん。英語もスペイン語と同じくらい難しいんだから、私は英語話せる人もスッゲーって思ってます。だから英語ばっかり特別扱いで簡単にいうのやめましょう。

あなたなら、どちらのほうがやる気が出ますか。わたしだったら「やるじゃん」って言ってもらったほうが頑張れます。いいのよ、もっと褒めてくれても。

Noと言わなくてよかったなって思ったあの時のこと

私、今年の4月にスペインに旅行に行きました。市場で果物を売ってるお姉さんにHóla(スペイン語でHi)と声をかけたら、その時も、スペイン語話せるの?って訊かれました。もちろん自信なんてなかったですけど、私は自分の信条に従って「Sí, un poco(うん、まあちょっとね)」と答えたのです。

そのあと旅行で来たとか日本からだとか話して、でもお姉さんの言ってることが半分(いやもっと少ない?)くらいしかわからなくて答えるのにちょっと迷っていたら、poquito(ほんのちょっと)なのねって笑われてしまったんだけれど。

そのお姉さんのおかげで私は旅行中ずーっとpoquito, poquitoと言い続ける羽目になったんですが、それはそれでいい思い出です。また行きたい。今度はアジア人のくせにアナタ上手じゃないって言わせたい。

あのときNoと言ってしまったり、困って考え込んでしまっていたら、この思い出は生まれなかったんだろうな、やっぱりSíと答えてよかったなって思った。

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口を開きましょう。

この程度でもね、私は話せるって言ってもいいと思うんです。ほら、英語でもスペイン語でも、「ほんの少ししか話せない」っていうとき、肯定文で表現するじゃないですか。「ほんのすこーーーーーーーしだけ話せる」って。これっていいよね。

¿Hablas español?

何て答えますか?

それではまた。

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コメント

  1. マヨ より:

    初めまして!
    『スペイン語全然喋れない』で検索して辿り着きました(笑)
    そしてこの記事で、私は話せてるんだ!と少し自信が持てました。ありがとうごさいました!!
    色々な情報も載せられてるので、ゆっくり読んでみます。
    夏に一週間、ヒホンにホームステイに行くのですが、載せられてたオビエドの写真が美し過ぎて、とってもワクワクしております(^_^)

    • nao より:

      わわわ…絶賛放置中だったために返信遅くなり…申し訳ありません!

      喋れますよ!挨拶できて数が数えられて道も訊けるし自己紹介もできる、立派なものですよ!アルゼンチン人のネイティブが言うんだから間違いないです。笑
      あれ、このアジア人言葉通じるぞって面白がってくれる人も多いので、ちょっとお得だと思っています。

      夏の北部…!最高ですね!!オビエドに行った時は街並みがオシャレで感動したのですが、超曇天で雨が降っていたのが残念で、晴れていたらあの10倍綺麗だったのだと思います。ヒホンには行ったことがありませんが、きっと綺麗な港町なんでしょうね!
      楽しみですね。私も夏に行きたいな〜

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