クラシックがつまんない・眠い・敷居が高そう(と思われてる)問題について。犯人は誰だ!?

音楽はお好きですか。少し前にも書いた通り、私は音楽を聴くのが大好きです。その中でも一番好きなジャンルは?と言われたらクラシックを挙げます。

こんにちは。先日「俺は俺のやりたいようにやるんだぜ」と宣言したはいいものの、やっぱりいいんだろうかと尻込みしているnao@suiheilineです。相も変わらずかっこ悪いです。うん、全然オッケー。

私はピアノも弾けませんし、詳しく勉強したこともありませんが、クラシックが大好きです。学生の頃は月一で(もしくはもっとたくさん)コンサートに行っていた時期もありました。ですが、クラシックのコンサートに集まる聴衆というのは比較的年齢層が高く、「若いのにまあ」なんて隣のマダムに話しかけられたこともあります。

たしかに一緒にコンサートに行ってくれる友達はいません。周囲を見回してみても、あんまり大好きっていう人はいないような気がする…音楽が好きっていう人は多いけど、なんでなのかな?

私はなんとなく思っていることがあります。

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私のクラシックに対する基本的な姿勢

誰にでも、何かしら好きな曲やら歌手やらいると思います。別になんでも良いです。AKB48でも、嵐でもLady GAGAでもいいです。

では、あなたがそれを好きなのはなぜですか?かっこいいからとか、歌詞がいいとか、メロディが面白いとか、単純な理由ではありませんか?

はい、それで良いんです。私も同じです。

私がクラシックを聴くのは、それが単に面白いとかかっこいいとか可愛いとかで、ただ聴いていて楽しいからです。ショパンもシューベルトもバッハもブラームスも、好きなバンドの曲と同列に好きです。

もっと姿勢を正して聴かなきゃいけない気がしますか。作曲家の崇高なる思想を真剣に受け止めらければならないんでしょうか。そう言う人もよくいますね。でも私は、普通の音楽を聴くのと同じで良いと思うんです。寝転がってお菓子つまみながら、本読みながら鼻歌しながら聴いたって。

今はクラシック(古典の)って名前だけど、昔はこれでも最先端の音楽だったわけなんですからね。特別ありがたがる必要はないです。

本当に敷居は高いのか?

私はそういう風にかるーくクラシックを楽しんでいるので、クラシックを好きな人が少数派だという事実が大変悲しいです。敷居が高いとか言われることが多いですが、本当なんでしょうか。

ちゃんとした格好をするべき?

コンサートに行くときでも、周囲に不快感を与えなければ、具体的にいうとしゃらしゃら音がならなければ本当になんでもいい。ドレスコードがあるのなんて、本当に一部のコンサートだけです。

そういう特殊なコンサートはチケット買う前から正装コンサートだというアナウンスがされます。私も一回は行ってみたいと思っていますが、本来はそんなに畏まった場ではありません。少なくとも日本では。

学校の授業の音楽鑑賞はつまらなかったよね

そうですね。私もそう思います。

授業で扱う名曲っていうのはメロディだけでなく時代背景や音楽の構造など総合的に判断するもので、聴いていて面白いこととイコールにはならないんだと思いますよ。クラシックにはたしかに眠くてつまらない曲も腐るほどありますが、それも人の好みによります。

ぜひ色々聴いてみてほしいです。映画音楽のようにカッコよくて、とてもじゃないけど眠くなれないような曲もたくさんありますよ。

コンサートのマナーは難しい?

反論はできない。たしかにコンサートホールには暗黙のルール的なものがあります。楽章間は拍手をしない、できるだけ静かにしていること、なんかが代表的でしょうか。でも、それくらいだと思います。だって思い付かないし。

ホール内で大きな音を立ててくしゃみすれば顰蹙を買うのは当然ですよね。みんなが気を使いあうべきです。でも当たり前のことで、別に難しいことではありません。拍手は周りの人に合わせればそれで解決。

ライトなファンは居心地が悪い

敷居が高いっていうのはただのイメージなんですけど、その後にはライトなファンは居辛いという大問題があります。

以前書きましたが、私は大学生の頃、クラシック音楽についてのブログを書いていました。別に音楽を勉強したこともないから、このCDの何分目からのこの流れがたまらなく好きだとか、このコンサートのこの曲は弾き込みが甘くてつまらなかったとか、そんな誰にでも分かるような感想を書いていました。

そんなブログに、毎回コメントしてくれる人がいました。その人は、まあ小難しいコメントを寄越してくれるわけです。これに疲れてブログはやめちゃったんですが。

私は最初から、ただ楽しいから好きだから、クラシックを聴くんだと書いていましたし、自分はそれで良いと思っていました。だけど、そんな人たちと話をしているうちに私はだんだん、勉強をしないのは悪い事なんじゃないか、こんなにかるーい気持ちで楽しむのは本当は不真面目で悪いことなんじゃないかと思い始めてしまったんです。

高尚なものにしたがっている頭の固い人がいる?

クラシックを好きな人の中には、楽典(音楽における文法のようなもの)に詳しいとか、その作品を聖書のように扱ってどれだけ真剣に向き合っているとかで、序列をつける人がいます。漫画の「のだめカンタービレ」や「ピアノの森」を読んでクラシックに興味を持ってくれる人を、浅いとかミーハーだとか馬鹿にする人たちです。

彼らは自分が昔から好きだから、ちょっと詳しいからと優位に立ちたがります。同時に、クラシックを高尚なものにしたがっています。そして、それを理解している特別な自分に満足感を覚えている。

その人たちは、自分の基準やルールを他人に押し付け、それに満たない人を批判して、だんだん居場所を奪っていくのです。それでさらに、つまらないもの難しいものというイメージがついてしまう。きっと音楽を愛しているはずなのに、頭が固くて他人を許容できないファンが、誰でも楽しめるはずのものをつまらなくしてしまうのです。

気軽に楽しんでくれるファンは歓迎されています

でも、新しいファンを獲得していかなければ、文化に未来はありません。ごく一部の人のためのものであってはいけないのです。だからこそ、ライトに楽しむファンが大切なわけです。そういう人にまでどうやって裾野を広げて、定着してもらうか、それが肝要。

それに、クラシックだけでなく能や歌舞伎や、敷居の高いと思われている文化のこれからがかかっているのでしょう。だから、各界みんな頑張っていますよね。

私たちは、それを理解すべきで、もっと気軽に、誰でも楽しめる世界に変えなければなりません。少なくとも、知識を持つことが正しいという、新規のファンを排斥するムードを作るべきじゃない。

誰もが自分の楽しみ方で楽しめる場所を作らなければなりません。

私はもっとクラシックを楽しく聴いてくれる人が増えたら良いなと思っています。いつも一人なので、たまには誰かとクラシックのコンサートに行ってみたいです。

今度、最初に聴いたらよさそうな曲を紹介させていただきたいと思います。

ぜひお気軽に楽しんでくださいねー!

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